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カタリストBA句会(中江有里編)

中江有里ちゃんのファンの皆さま、こんにちは!
この記事は、カタリストBA句会での事を中江有里ちゃん中心に書きますが、出来れば1つ前の記事もお読みいただき句会の雰囲気も味わっていただけると幸いです。

2013年8月31日二子玉川、会場はショッピングビル内のオフィスフロア1室「カタリストBA」で行われました。
会場に入ると、3~6人用の色々な形をしたテーブルが置かれていました。係の方に、有里ちゃんの座る位置を確認し、近過ぎないとても良く見えるテーブルのイスへ。
参加者は約30名。ほとんどの人が、どこかの句会の会員のようでした。
17時、主宰であり講師の堀本さん・紫っぽい花柄のワンピースに身を包んだ有里ちゃん登場。特に拍手で迎えられるでもなく、学校の先生が教室に入って来た、という感じでした。
俳句を作るのはNHK「カシャッと1句」以来で1年以上ぶりとのことで、緊張してあまり眠れなかったようです。
堀本さんと有里ちゃんの出会いは「本の雑誌」という雑誌でご一緒したとのことで、その後、堀本さんのラジオ「十七音の夜」にもゲスト出演したようです。この時は、近著「ティンホイッスル」についての話もしたとのことで、堀本さんのHPから音源を聴くことが出来ます。(私もまだ聴いていません。。。)
http://horimotoyuki.com/17on_guest/1512/
また、堀本さんは、宮本輝さんの本の紹介記事を書いたことがあり、その後、宮本輝さんから宮本輝さん専用書簡・直筆でお礼のお手紙が届いたとの事、有里ちゃんは「すご~い!宝物ですね~」と目を輝かせながら羨ましそうでした。
一方、有里ちゃんは、先月発売した「名作のイントロ」に収められている「日本沈没」著者・小松左京さんのご家族から「映画化などはあったのですが、書き出しを取り上げてくれるのは初めて」との、お礼のお手紙をいただいたそうです。
こんな感じのオープニングトークの後、いよいよ句会へ。

今回の課題句は「西瓜」です。
西瓜は大好きという有里ちゃん、「西瓜の思い出は?」と聞かれ、小学生の頃の話をしました。
お母さんと喧嘩した時に、どうしても腹立たしさを抑えられず、冷蔵庫を開けたら半分に切られた西瓜が入っていたので、スプーンでその半分の西瓜全部を食べたら、お腹を壊した。お母さんには「アホやな」と言われた。この実体験を最初の小説(「結婚写真」?)の1部に書いています。
普段、冷静でおしとやかなイメージがあるだけに、ちょっと意外な一面を見たようでした。
さて、句会。まず、堀本さんが選んだ佳作・秀逸・特選の句を発表。続いて、有里ちゃんが選んだ佳作・秀逸・特選の句を発表。
有里ちゃんの選んだ秀逸句「西瓜売り 灼熱の空 端然と」
「端然と」という表現が良い。(「端然と」とは、きちんと整ったさま・姿)。灼熱なのに端然と、情景が目に浮かぶ。とのことです。
有里ちゃんの選んだ特選句「仏壇の ぬるい西瓜を しんと食い」
「しんと」が良い。「ぬるい」も良い。西瓜は冷たいものを大勢で食べるのが一般的なのに、仏壇の前で「ぬるい西瓜をしんと」というギャップが想像力を駆り立てる。
ここで少し余談が・・・。
有里ちゃんは先日児玉清さんのお墓参りに行ったそうです。児玉さんは黄色が好きということで黄色いお花をお供えするのですが、「私が来た」という証拠に1本百合(有里)の花をいつも入れているそうです。また、北海道に児玉さんと番組で行った時の話。車での移動中、信号待ちの間に歩行者が児玉さんに気付き「アタックチャンス」をおねだり、その人の携帯写メに向かい「アタックチャンス!」をしていたそうです。本当にいい人ですよ~、と。
さて、話を句会に戻して。
堀本さんが佳作に選んだ句を1句紹介します。
「君の声 聞き分けながら スイカ割り」
堀本さん、「何人かいる「右!右!」とか「もっと左」の声の中で、きっと君の声だけが真実なんでしょう。こういう恋、爽やかでいいですね。実体験ですかね。作者、誰ですか?」
「はい。」
と、隣で有里ちゃんが恥ずかしそうに手を挙げました。
「堀本さんのコメント聞いている間、ドキドキしてました。残念ながら実体験ではありません。妄想です。若かりし日、こんなだったら良かったなぁ、と。「彼」でなく「君」にしたのは、男女どちらでも当てはまるようにです。」
この句が、有里ちゃんの作だとは思ってもいませんでした。意外にポップな句を作るんですね。というか、有里ちゃんや堀本さんも投句していたとはビックリでした。
ちなみに、「西瓜」は秋の季語。「スイカ割り」は夏の季語らしいです。
ところで、有里ちゃんの俳句の作り方は、たとえば「西瓜」が課題だったら、「西瓜」に関連する語句を書き出し、その限られた中からイメージを膨らませ、五・七・五に整えるそうです。この作り方(限られた中からのイメージ)は、TVドラマの脚本の書き方に近いようで、たとえば30分の脚本だったら5シーンで登場人物4人までという決まりがあったりするようです。仮に、学園ドラマだとすると、教室・廊下・校庭・通学路・家で、登場人物は私(ヒロイン)・彼・友人(女子)・先生or母という感じらしいです。
ちょっとドラマ制作の裏側を垣間見れたようで嬉しいお話でした。
そうそう、有里ちゃんが特選に選んだ作者には、中江有里賞としてサイン入り「ティンホイッスル」が贈られました。
選ばれなかった人達にも、即売・握手・サイン会があったので、お話できるチャンスが!
即売会では、「結婚写真」「ティンホイッスル」「名作のイントロ」が売っていました。3冊全部買う人もたくさんいらっしゃいました。
私は・・・すでに買ってほぼ読み終わっていた「名作のイントロ」に。図々しくも宛名もお願いしたら、私の名前を見て「あ~、童話の本、書いてる人ですよね?」と、覚えていてくれました。こういうのって嬉しいですね。
かよ:この本、ほとんど読みました。私、日本文学科出ているんですけど全然分かりませんでした。3つ4つくらい。
有里:そうでしょ。あまり有名じゃないものもあるし。難しいよ。それが普通です。
かよ:中江さんは卒論、何、書いたんですか?
有里:北條民雄。
かよ:(聞き取れなかったので)え?
有里:北條民雄。(「名作のイントロ」をパラパラしながら)どこだったかな?(今度は目次を見て)あ、7章。(パラパラ)これ、「いのちの初夜」北條民雄。
かよ:ふ~ん。
有里:あまり有名じゃないけど。川端とかに師事してハンセン病とか書いてるの。この本作る時も、編集の人にこれは入れてほしいってお願いしたの。読んでみて。
かよ:はい。読んでみます。他にも読みたくなるような本がいっぱいできました。ありがとうございます。(握手)
とても充実した満足したサイン・握手会でした。
サイン会が続く中、私は会場を後に。時刻は間もなく20時でした。


いのちの初夜 (角川文庫)

いのちの初夜 (角川文庫)

  • 作者: 北条 民雄
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1955/09
  • メディア: 文庫



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コメント 9

リンさん

句会行ったんですね。
すごく楽しそう。
有里さんが選んだ句、とてもいいですね。
さすがと思いました。

かよ湖さんの句も、特選つけてもらえてよかったですね。
「兄気取り…」はすごくいい句だと思います。
私も会場にいたら特選つけるわ^^
by リンさん (2013-09-06 16:35) 

dan

有里さんと親しくお話出来てよかったですね。
それにしてもかよ湖さんが童話作家だと知っているなんて
凄いです。俳句の勉強も出来たし、これからもどんどん作って
下さい。
by dan (2013-09-07 21:55) 

だいちゃん

こんばんは。
カタリストBA句会でお向かいの席だったものです。
あれこれ言葉を捻って俳句を創作するのも楽しいですが、合評でみなさんの感想を聞くのがおもしろいんですよね。

『ボクの惑星日記』、ゆっくりと拝読させていただきました。自分の子どもの頃を思い出しながら、楽しませていただきました。どうもありがとうございました。
by だいちゃん (2013-09-07 23:56) 

hiroshi

お久しぶりです。
全く更新をしていなかったあいだもチェックしてくださって、ありがとうございます。
今晩もこのあとの時間で新しい記事をアップしたいと思っています。
そういうときに活動的なカヨ湖さんは、大きな励みになります。
by hiroshi (2013-09-09 21:33) 

かよ湖

大変大変遅くなり本当にすみません。。。
何があった!という訳ではないのですが、・・・・・週5日の仕事は体力的に疲れます。&子ども会とかストレスですねぇ。向いていない。。。
でも、楽しい9月を過ごしておりました。(追って報告など書ける気力があるといいのですが。。。)
by かよ湖 (2013-10-03 02:22) 

かよ湖

リンさん、いつもありがとうございます。
今さらですが、句会はとても楽しかったです。1つ(5文字)の言葉についてみんなで語り合うなんて、実生活ではなかなか相手をしてくれる人がいないので、とても楽しい経験でした。
副詞・連体詞、おもしろいですね。

リンさんのブログ、読んでいますよ。本当に尊敬しています。これからも頑張ってください。
by かよ湖 (2013-10-03 02:30) 

かよ湖

danさん、いつもありがとうございます。
有里さんには「ティンホイッスル」のトーク・サイン会の時に、私の絵本を置いてきたので・・・。プレゼントにそんな物を持っていく人は、あまりいませんからねぇ。でも、嬉しいですね。
ちょっとの時間ですが、俳句を通じて言葉1つが持つ宇宙の広さを感じました。この経験が生かせるといいのですが・・・。
by かよ湖 (2013-10-03 02:38) 

かよ湖

だいちゃんさん、その節はありがとうございました。
初句会だったのですが、十分に楽しめました。
そうそう!合評が楽しいですね!
自分の気付かなかった風景が、合評後に見えてきたり。作者より選者の想像力が逞しく、その風景がより深さを増したり。
また、お会いできる日を楽しみにしています。
by かよ湖 (2013-10-03 02:45) 

かよ湖

hiroshiさん、お久しぶりです。
執筆活動はいかがでしょうか?私と違って大作に挑んでいらっしゃるので、色々と大変なことも多いでしょう。
お身体ご自愛しつつ、前進していってください。
by かよ湖 (2013-10-03 02:54) 

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